大間々町概要

群馬県みどり市大間々町は鶴舞う形の群馬県のちょうど鶴の首のあたりに位置し、群馬県東部の桐生市や栃木県足利市に近い位置にあります。


2006年の市町村合併によりみどり市となる前は山田郡を構成する唯一の町として存在していました。


大間々の「まま」とは渡良瀬川の河岸段丘のことで、南北数キロにわたる大きな「まま」が町名の由来となっています。


今でも旧役場前の「まま」には地元の小学生の描いた絵が季節の花々で美しく表現されているなど、生活の中で自然の作り出した地形を感じることができます。


関東で3番目の規模とも言われる大間々扇状地に栄えた街並みは、江戸時代初期に区画整備され、長い歴史を持ちます。


足尾銅山へと続くあかがね街道の中継地や生糸の集散地として日本の近代化の歴史とともに栄えてきたこの街には全国から多くの人が集い、様々な文化をもたらしてくれました。


文物や人が往来する街として栄えた大間々の現在は、歴史的建造物、日本酒や醤油の蔵のある旧市街、豊かな自然の残る北部、若い世代やファミリー層など新しい人をどんどん受け入れている南部などそれぞれ特色があります。


真夏の8月1日~3日に開催される大間々祭りは上州三大祇園祭として知られ、高津戸峡の紅葉やわたらせ渓谷のトロッコ列車は県内外から観光客を集めます。


上毛かるたにも取り上げられず、秘境グンマーにも出てこない、そんな(旧)大間々町ですが、みなさんが知らない魅力が満載です。