貴重な昭和初期建築 ながめ余興場
写真:みどり市HPより
ながめ公園の一角にあるのがながめ余興場です。
ながめ余興場は昭和12年に建てられ、花道や二階席もある本格的な木造二階建ての劇場で、玄関は歌舞伎座を模したと言われています。特筆すべきは人力式の伝統的な回り舞台が現在でも稼働していることです。
かつては日本の他の劇場にも見られましたが、時代の流れにともなって次々と姿を消し、今では貴重な存在となっています。
木造の余興場内はその昭和そのもの。観客の椅子も木製椅子で歴史を感じさせます。
実は昭和62年に一時休館となりましたが、平成9年に改修ののち再開館し、今日まで週末を中心に様々な公演が行われています。
公演が無い日には内部の見学が可能です。
またながめ余興場のあるながめ公園では園内には花が豊富で、春にはツツジ、秋には菊が来場者を楽しませます。
毎年10月下旬から11月下旬に開かれる関東菊花大会は、一見の価値があります。
名前の由来ともなった高津戸峡のながめも健在です。
観光情報
営業時間
午前9時~午後4時(最終入園は午後3時30分)
休館日
火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)
見学料
一般300円、小・中学生150円 (20名以上の団体は一般250円、小・中学生100円)
※小学生未満は見学無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、またその介護者1名は無料
アクセス
わたらせ渓谷鐵道大間々駅下車0.5km、車約2分・徒歩約5分
東武鉄道赤城駅下車1.6km、車約4分・徒歩約20分
75番バス停「ながめ公園前」(電話でバス)下車すぐ
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