【解説】群馬大学が殺菌効果のあるマスクを開発

群大発ベンチャー企業と地元企業の共同開発

群馬大大学院の板橋英之教授は、群馬大学発ベンチャー企業であるグッドアイと電気部品製造の明清産業との協力により、ウイルスなどを分解する光触媒を取り入れた銅繊維シートを開発したと発表しました。銅箔でコーティングしたポリマー繊維に可視光応答型の光触媒を担持したもので、抗菌・抗ウイルス効果があり、現在感染が拡大している新型コロナウイルスにも効果があるとされています


開発した銅繊維シートはマスクの上に重ねて装着するオーバーマスクとなっていて、使い捨てマスクの上に重ねて使用することで繰り返し活用することができます。このほか同様の銅繊維シートを施した手袋やドアノブカバーなどの開発も視野にいれています。


着想は3月に発表された米国の研究結果

アメリカのカリフォルニア大学とプリンストン大学は新型コロナウイルスの生存期間が付着した面の素材によって異なるという研究結果を発表しました。


プラスチックやステンレスの表面では48~72時間と⾧いのに対して、銅の表面では4時間と極端に短くなることがわかりました。


群馬大学の研究では、銅の表面に高い抗菌・抗ウィルス効果が報告されている可視光応

答型の光触媒を塗布し、と銅単独の場合の1000倍の殺菌効果が確認されたということです。


グッドアイでは現在様々な形での応用を視野に入れ、一緒に開発する企業を募集しています。

秘境の中の昭和レトロ 群馬県みどり市大間々町非公式観光サイト

関東平野の北端、渡良瀬川扇状地の豊かな自然に囲まれた大間々。 かつては足尾銅山へと続くあかがね街道の宿場町として、 また、生糸の集散地として栄えた歴史ある街でもあります。

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