どこかで見た旅立ちの駅舎 大間々駅

渡良瀬川に沿って走るわたらせ渓谷鉄道の大間々駅。


近年ではトロッコ列車や紅葉観光での利用客も増加していますが、渡良瀬川上流域に住む学生の通学手段としても貴重な路線です。


大間々駅周辺には高津戸峡、ながめ余興場、日本一醤油の岡三郎商店、日本酒赤城の近藤酒造、コノドント館など観光スポットが徒歩圏にあり、大間々観光のスタート地点として活用できます。


駅舎は特別主張することのない、シンプルな作りですが、だからこそ誰の胸にも昭和の時代の懐かしさを感じさせます。


大間々駅の開業は明治44年(1911年)で、本屋は昭和16年(1941年)に建て替えられたものです。


木造平屋建セメント瓦葺、壁面はモルタル塗り、待合室の腰壁には人造石が使われるなど昭和初期のモダンな建築様式に沿った造りです。


本屋は明治44年竣工の上下プラットホームとともに有形文化財に登録されています。



観光情報

住所

群馬県みどり市大間々町大間々1375番地

窓口営業時間

7:30~17:10



写真:大間々駅HPより

秘境の中の昭和レトロ 群馬県みどり市大間々町非公式観光サイト

関東平野の北端、渡良瀬川扇状地の豊かな自然に囲まれた大間々。 かつては足尾銅山へと続くあかがね街道の宿場町として、 また、生糸の集散地として栄えた歴史ある街でもあります。

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