上州のキレ 赤城酒造と銘酒赤城山

写真:店舗HPより


実は酒どころの大間々。


小さな町の中に歴史ある醸造所が2つもありました。


“ありました”と過去形になってしまうところが悲しいのですが、このページで紹介する赤城酒造とは別に、奥村酒造という酒蔵がありました。


「福榮」「上州っ子」「起龍」という銘柄で知られましたが、残念ながら2013年に廃業しています。


近藤酒造は明治8年創業、上州3大名山の赤城の名を関した「赤城山」銘柄で有名です。


南部杜氏を筆頭とする職人が作り出す味は徹底した淡麗辛口。


時に「深みが無い」「ただただ辛いだけ」と評されてしまうこともありますが、大間々の人が飲む酒といったら赤城山を置いて他にはありません。


赤城山の伏流水は辛口の日本酒に最適とのことで、もともと赤城山のふもとで生活する我々地元の人間には体にしみ込んだ味なのかもしれません。


「全国新酒鑑評会金賞受賞蔵」金賞、「関東信越国税局酒類鑑評会」最優秀賞首席受賞の受賞歴がある上州の銘酒をぜひ。


また、酒米・酵母・水にすべて群馬県産の素材を使ったオール群馬の酒である「赤城山 舞風」も発売されています。

※舞風は酒造好適米品種名でもあります。


観光情報

住所

〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1002

営業時間

9:00~17:00(土曜・日曜・祝日定休)




秘境の中の昭和レトロ 群馬県みどり市大間々町非公式観光サイト

関東平野の北端、渡良瀬川扇状地の豊かな自然に囲まれた大間々。 かつては足尾銅山へと続くあかがね街道の宿場町として、 また、生糸の集散地として栄えた歴史ある街でもあります。

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